五年前までは手術もできないという状態だったことでも、医療の発展で手術も可能になり生きる可能性も高くなったことはたくさんあります。
今は心臓が止まったら死ではなく、脳死という考え方もあります。
脳死をした場合、死を選ぶのは患者さんの家族だったりもしますし、事前に遺言を遺してもらっていることもあるようです。
そうはいっても、やはり心臓が止まるということが死であるのは変わりないので、心臓が止まらないように医療行為をしなければなりません。
その心臓ですが、昔は血管がボロボロだと助からないと言われていたものが、カテーテルやステントなど血管を作るような処置をして持ちこたえたりもします。
心臓そのものも人工弁などたくさんの医療処置のもと、数年前に比べてたくさんの方が生きることができるようになったそうです。
ただそうなると反対に医師にとって難しい手術は増えてきたそうです。
医療の発展はどんどん広がっていて、それについて行くのも大変だそうです。
また、日本では許可は降りていないけど、アメリカでは主流の手術というのもあったりするそうです。
心臓手術が必要な人がアメリカで手術を受けるとか、アメリカで倒れて手術してもらったら、日本で行われていない手術でアフターケアが大変だったというのも聞いたことがあります。
医者になっても勉強は続きますし、学会はあります。
手術に診察に勉強と休む間もないという医者も多いと聞きます。
収入の面でも勤務する施設によってずいぶん違いがあるといいます。
またお金持ちだから手術します、というような話はありませんし、昔のようにお礼として患者さんからお金をもらうのも禁止されている病院もたくさんあります。
やっぱり医者という職業を選ぶ人は頭が良くて真面目なんだなと思います。